お知らせ
【東京オリンピック2020】
この日の明け方に、2020年のオリンピックの開催地が東京に決まった。
久しぶりに涙が自然に出てくるほど嬉しかった。
この勝利は、日本のロビー活動と最終プレゼンテーションに尽きる。
ロビー活動は、竹田会長・水野副会長はじめ安倍総理大臣を中心とする超党派の政治家、各競技団体の関係者が4年前とは違い、
綿密な計算のもとに動いていた。
最終プレゼンは、45分間の舞台を見ているようだった。
佐藤真海さん、滝川クリステル、水野正人さん、ひとりひとりが一流の役者だった。
また、演出も素晴らしかった。
今回の東京の最終プレゼンは、今後のオリンピック招致のハードルを上げた。
東京の最終プレゼンが、これからの基準になると思う。
その意味でも、日本・東京の功績は大きい。
かつて、2012年のパリオリンピック招致のために、リュック・ベッソンが最終プレゼンを演出した。
今回、マドリードは、ガソルを最終プレゼンに立たせた。
しかし、有力候補地と言われたそれらの都市は、敗れている。
先に挙げた佐藤真海さんは、メダルを取っていないパラリンピアンである。
しかし、彼女のプレゼンには、聞く人の心を揺れ動す力があった。名前ではないことを今回示してくれた。
東京オリンピック2020そして2021年以降のために有名・無名に関わらず、日本中・世界中の人たちが
「お・も・て・な・し」だけではなく、「お・も・い・や・り」を持って力を合わせていかなくてはいけない。
自分もその力の一部分になりたい。
