試合前の雰囲気が大変な盛り上がりだっただけに

世紀の一戦は、レベルの高いものではありましたが、

物足りなさが残り、失望する部分もありました。

パッキャオの右肩が万全だったら、どうなっていただろう、

お互い最高の状態でリングに上がって欲しかったという気持ちは正直ありますが、

試合の契約書に調印した時から勝負は始まっているので、

パッキャオには試合の延期を出来ない立場だったことを考えれば、同情する所もありますが、

結果から見ても、チーム・フロイドメイウェザーがチーム・マニーパッキャオ に

勝っていたということだと思います。

次に、世紀の一戦のその後を考えると、

勝ったメイウェザーは今年の９月に、自身４９戦目で

ロッキーマルシアーノの大記録に並んで引退することを

考えているのかもしれません。

メイウェザーがいなくなったら寂しくなりますが、

ボクシング界には、メイウェザーとは異なる魅力を持つ

ゲンナディゴロフキン、ローマンゴンサレス、ウラジミールクリチコ、デオンテイワイルダー

その他多くの素晴らしいボクサーがいます。

彼らが成長し、世紀の一戦と並ぶ、もしくはそれを超える好カードが組まれることを心から願います。